Google Pixel Foldの公式レンダリング画像がリーク
5月11日のGoogle I/O 2023にて発表されるとされているGoogle Pixel Foldの公式レンダリングが、Even Blass氏によりリークされました。
以下がレンダリング画像です。
外観を見ると、OPPO Find Nシリーズのような横長タイプとなっており、小型な折りたたみスマホになると思われます。
OPPO Find N2はグローバル版が展開されていないため、Google Pixel Foldがグローバル市場で唯一の小型折りたたみスマホになると思われます。
また、デザインはGoogle Pixel 7 Proと似たようなデザインとなっています。外側のディスプレイは真ん中にパンチホールがあるタイプのものということがわかります。
そしてメインディスプレイの上下ベゼルがかなり太いことが分かります。同じコンパクト折りたたみスマホのOPPO Find N2と比較してもかなり太いことがわかります。
OPPO Find N2のメインディスプレイ |
Google Pixel Foldの詳細なサイズがリーク
同じくEven Blassにより、Twitter上でGoogle Pixel Foldの詳細なサイズやスペック情報がリークされました。
Pixel Foldは、折りたたみ時で139.7mm x 79.5mm x 12.1mm、展開時で139.7mm x 158.7mm x 5.8mm。重量は283g。
としており、これを見ると横幅がかなり大きいことが分かります。折りたたんだときの横幅は79.5mmと他の折りたたみスマホよりも圧倒的に大きく、ファブレット級の大きさでかなり持ちにくそうです。
一方のOPPO Find N2が折りたたみ時で72.6mm、展開時で140.5mmなので似て非なるものだということが分かります。しかも縦幅も若干大きいです。
また、重量は283gと最近の折りたたみではかなり重たいのも注意です。しかもサイズが小さめなので、体感ではさらにずっしりと重たくなることが予想されます。
ただ縦幅は圧倒的に小さいため、そういう意味では小型の折りたたみスマホといえるかもしれませんが、持ちやすさの観点から不安が募ります。
Google Pixel Foldの詳細なスペックがリーク
同じくEven Blass氏から詳細なスペックがリークされました。以下にその情報をまとめてスペック表にしました。
スペックを見ると、申し分ないスペックになっています。
ディスプレイ周りは120Hzリフレッシュレートと明るいディスプレイ、外画面にはGorilla Glass Victusを搭載しております。
ただ、内側のディスプレイ保護にはプラスチックが使われており、最近の折りたたみスマホは薄い保護ガラスが使われているということを考えると弱いです。
SoCはGoogle Tensor G2が搭載されています。今後の折りたたみスマホでどんどん搭載されると思われるSnapdragon 8Gen2に比べると、処理性能も省電力性能も大きく劣るSoCとなっていますが、十分申し分ない性能ではあります。
また、メインカメラは48MPの1/2インチセンサーとなっており、他の折りたたみスマホより小さなセンサーとなっています。
ただし、Googleの強みであるAI技術を活用し、競合と張り合えるレベルに持っていけると思います。
また、メインカメラのセンサーはおそらくサムスンのGM2かGM1を搭載すると予想します。
他には1/3インチの超広角と5倍ペリスコープ望遠を搭載しており、グローバルの折りたたみスマホの中では充実しているカメラ性能です。
また、おサイフケータイの搭載については不明ですが、日本市場での力の入れようを見るとおそらく搭載してくると思います。
Google Pixel Foldの価格
価格は256GBが1799ドル(約24万円)、512GBが1919ドル(約25万円)という噂があり、Galaxy Z fold4と同じ価格です。市場の王者と価格帯が被るとなると、かなり厳しい戦いを強いられそうです。
また、購入特典でGoogle Pixel Watchがついてくると言われています。
個人的にはSoCも考えてもう少し安くなれば良いなと思いました。