Oneplus 11をレビュー!完璧に近いコスパハイエンド

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 どうもこんにちは、はっすーです。

今回はOPPOのフラッグシップキラーとなったOneplus 11をレビューしていきます。


Youtubeでのレビュー動画もございます。よければそちらもご覧ください!

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ということで今回は以下の構成でお送りします

Oneplus 11の主なスペック

SoCSnapdragon8gen2 TSMC 4nm
メモリ12GB LPDDR5X 仮想4~8GB
ストレージ256GB UFS4.0
サイズ163.1 x 74.1 x 8.5 mm 205g
ディスプレイ6.7インチ 2K 有機EL 1~120Hz
1300nit Gorillaglass7(victus)
フレームレート補完
バッテリー5000mah 100W充電 BHE
カメラ50MP 1/1.56インチ f1.8 OIS
48MP 1/2インチ f2.2 超広角
32MP f2.0 2倍望遠
おサイフ
防水IP54
3.5mmジャック
WiFiwifi 6対応
技適
非対応バンドn79非対応
volteVolte対応
5G ミリ波非対応
その他マナーモードスイッチ
このOneplus 11の特徴をさらっと上げていくと、スナドラ8gen2搭載でゲームでのフレームレート補完を備えたハイエンドスマホです。カメラもハッセルブラッド監修とケチられてません。バランスのいいスペックですね。

Oneplus 11の価格紹介

価格は、12+256GBで定価だと7.6万ほど、支払い時はレート変動もあり送料込8.3万くらいでした。グローバル版だと10万円台にはなりそうですね。

結論

結論としては、ほとんど文句なしのスマホです。
ゲーミング性能がかなり優秀で、バッテリー持ちもかなり優秀、カメラも十分な性能でいい感じにまとまったスマホです。

大きな欠点

欠点を上げるとするならば、IP54程度の防滴仕様、たまに画面が固まることがあるって感じです。

Oneplus 11のデザイン




デザインは高級感がありとてもカッコイイと思います。ぶっちゃけ好みが別れるタイプだと思いますが、私はいいと思う。



カメラユニットはラメがかかった感じになっており、サイズもデカいので存在感がありますね。


ただ、側面背面ともにテカテカなので指紋が付きやすいのは難点…ただ、黒色は指紋が目立たないタイプらしいので、指紋が嫌なら黒がいいと思いますね。

ボタン配置はiPhoneと同じく右に電源ボタン、左に音量ボタンとなっておりますね。

横幅は74mm台で背面はラウンド形状となっており、最近のハイエンドにしては手への収まりがいいと感じます。
持った感じは、やや重たく感じます
片手操作は頑張れば可能ですが難しいです。

ベゼルも最近のハイエンドとしては太めですが、コストカットなのでしゃーない。

Oneplus 11のディスプレイ

ディスプレイは6.7インチでコストカットでOneplus 10 Pro同様サムスンE4 AMOLEDを搭載していますが、1~120HzのLTPO3.0可変リフレッシュレート、2K解像度と十分ハイエンドとして見劣りしないディスプレイとなっております。視野角も良好です。

また、フレームレート補完チップPixelworks X7により、原神などのゲームのフレームレートを擬似的に引き上げることができ、例えばPlayストア版の原神を120fpsでプレイすることができます。
ただし、動画のフレームレート補完には非対応でした。




画面輝度1400nitなだけあり、外でも十分な視認性ですが、快適に見えるわけではありません。(フリッカーは肉眼では見えません。)


デジタル著作権はWidevineはL1ですので、プライムビデオやNetflixでのHD再生もバッチグー!



また、強化ガラスは公式サイトによるとGorilla Glass7というものが使われています。これはGorilla Glass Victusの事だそうです。ゴリラガラスVictusって、元々GorillaGlass7として出るはずだったそうですが、それを書いちゃったのかな?何はともあれコスパスマホなのにしっかりとした強化ガラスを採用してくれているのは嬉しいですね。

ディスプレイにおいて不満になることは何一つありません。

Oneplus 11のバッテリーと発熱

YouTubeたれ流し検証

Youtubeを7時間たれ流したときのバッテリーの減りは45%です。動画再生時間は他のと比べても短いですね。

普段使いの発熱とバッテリー検証

普段使いの発熱に関しては、検証してみたところ38.6度とハイエンドにしては抑え目です。8gen1やTENSORは40度以上行ってますが、これは30度台なのでだいぶ良くなってます。

バッテリーの消費量はやや多めな印象です。

平日の平均バッテリー残量

環境:ゲームしない。朝から18時までの範囲
平日に何日か使ってみて出た平均バッテリー残量は約50%とかなり優秀なバッテリー持ちになっています。多くて61%、多く使った日でも42%残っているので、バッテリー持ちはとても良いと思います。

バッテリーテスト結果

いろんな負荷をかけて測定したバッテリーテストでは、6.7時間とハイエンドモデルとしては超優秀なスコアとなりました。

強力なバッテリー性能



そしてOPPO Battery Health Engineという技術により、Oneplus 11は通常のスマホよりバッテリー寿命が2倍の4年間使っても問題ないという脅威のバッテリー寿命を実現しています。

さらにはiPhoneのようにバッテリー最大容量を表示できるようにもなりました。これも嬉しいポイントです。

バッテリー感想

バッテリーテストではあまり良くない数値でしたが、実際に使ってみるとバッテリー持ちは余裕で一日持たせられるくらいで優秀だと思います。ワイヤレス充電は非対応なものの、100W急速充電に対応しており充電周りも問題ありませんね。ただ、付属の充電器は日本では100W出ない仕様となっております。

OPPO BHE技術で4年間使えるほど長いバッテリー寿命なのもポイントが高いです。

Oneplus 11の動作チェック

antutuスコア

antutuスコアは129万点。ぶっちゃけ何に使うん?って感じです。
あと発熱が少ないですね。これも好印象です

動作はやはり最新のハイエンドモデルなだけあり、不満ありません。

普段使いについて

Googleマップの動作も全然快適に動くので日常使いで不満になることはありません。

Twitterのスクロールもバッチリです。

2D実用性能

2D実用性能は と8gen2にしては低く、Redmi Note12 探索版より低いです。でも実際に使ってみると全然快適です

ブラウザ処理性能

ブラウザでの読み込み処理能力を測定してみました。成績は良い方だと思いますが、このあたりは参考程度にお願いします。

ゲーム実用性能

原神は、フレームレート補完チップのおかげでなんと120fpsでプレイ可能です。といっても60fpsを120fpsに補完してるだけであり、公式に対応してるわけではありません。とはいえ非常にヌルヌル動いており実際のプレイも超快適です。



原神を120fps補完で30分プレイしたデータを見てみると、平均56.2fpsと他の機種と比べてもかなり優秀です。120fsはあくまで60fpsを擬似的に補完してるだけなので、60fpsが上限で認識されてます。このデータをx2すると、実質平均112.4fpsということになります。この数値が出れば体感でもとても快適に遊ぶことが出来ますね。さらには電力消費が他と比べても圧倒的に少なく、発熱も他の機種が40度台に達しているなか、30度台を保っており、発熱は明らかに少ないです。

1fpsあたりの消費電力、ワットパフォーマンスを見ても群を抜いています。
今まで測定してきた中で最高効率と言えます。

ゲームにおいて高パフォーマンス、低消費電力、低発熱を実現したスマホと言えるでしょう。

体感目安
55以上めっさ快適
45~54快適にできる
36~44普通に遊べる
30~35出来なくはない
30以下ストレス

スロットリング

  


3DMark Wildlife Stress Testにて測定したところ、6回目までは安定してましたが、7回目以降は急激にスコアが落ち、大体37度あたりからサーマルスロットリング制御が働いていることが分かります。原神をしているときはスロットリングで動作が悪くなっているとは感じませんでしたが、場合によっては感じることがあるかもしれません。


念のため簡易測定しながら原神を45分プレイしてみたところ、バッテリー温度は39度に収束。おそらくスロットリング制御の影響なんでしょうが問題なく快適にプレイできており、測定した平均FPSは実際より多少誤差はあれど57FPSと相変わらず高いです。これは8gen2の性能がべらぼう高いからなんでしょうか?スロットリングでも動作が悪くならないというのは衝撃です。

ちなみに原神したバッテリーの減りは100%から90%でした。

Oneplus 11の生体認証

生体認証は光学式画面内指紋認証を搭載しており速度はめっさ速いです。位置が真ん中に寄っており、使いやすいのも高ポイントです。
顔認証も爆速で、生体認証については言うことなしですね。

Oneplus 11のカメラ




カメラは、ハッセルブラッドが監修しており、1/1.56インチのソニーIMX890を搭載。実態はIMX766の名前を変えただけみたいなもんですが、コスパハイエンドということを考えれば十分です。サブカメラは48MPの1/2インチの超広角マクロと32MPの2倍望遠レンズです。また、望遠にはOIS非搭載です。

あくまでコスパハイエンドとしてはかなり豪華なカメラ構成です。

シャッタースピードは普通に良好。高速かつ連続でシャッターを切ることはできませんが、十分です。

ハッセルブラッドのフィルターも使用できます。

写真作例

広角

超広角

電球HDR

 
夜景広角

夜景超広角

夜景2倍望遠

20倍

夜景モード広角

夜景モード超広角 

夜景モード2倍望遠

マクロ 

メシウマ

ハッセルブラッド フィルター


レンズフレア・ゴーストテスト動画



動画

Oneplus 11FHD 30fpsFHD 60fps4K 30fps4K 60fpsSP手ぶれ補正
超広角
望遠

動画撮影中のレンズ切り替えは、4K30fpsまでなら超広角に撮影中での切り替え可能。望遠は1080p 30fpsまでという感じです。普通に良い感じです。

動画作例は、Youtubeにてご覧下さい


1080P 30FPS

4K 60fps

4K 60fps 暗所

Oneplus 11のスピーカーとコーデック





スピーカーはステレオスピーカーです。音量も十分で、大きな音量の偏りも見られません。

周波数特性

周波数特性を測定してみると、中高音域まではほとんどMi 11 Ultraと同じです。高音域からは差がでていますが、コスパハイエンドということを考えるとかなり優秀です。

スピーカー感想

スピーカー音質はとても良く、ライブ映像を見てみると迫力がありますし低音がしっかり出ていると感じました。
つまり音質めっさ良いです。

バイブレーション


Oneplus 11はスマホの中ではかなり良いバイブレーションを搭載しているそうです
バイブレーションの周波数特性を測定してiPhone 14 Proと比較してみたところ、低音が強く出ていて、深みのあるバイブレーションになっているのがわかります。
(赤:Oneplus 11 紫:iPhone 14 Pro)

オーディオコーデック
コーデック対応
SBC
AAC
LDAC
LHDC
LHDC 5.0
apt-X
apt-X LowLatency
apt-X HD
apt-X Adaptive
apt-X Lossless
LC3
オーディオコーデックを調べたところ、LDACやLHDC、aptX系の一部は対応していますが、aptX LL系や次世代コーデックLC3は非対応でした。
ハイレゾ系はまあ大体網羅されてますね。

その他細かいところ

Oneplus 11には、iPhoneのマナーモードスイッチと同じ機能のトリガースイッチが搭載されています。サウンド、バイブ、ミュートの三段階をいちいち画面を操作しなくても切り替えが出来るのは地味に便利だと感じました。

あとはたまに固まったり急激に重たくなったりすることがあります。その辺は少し気になるところですね。
あとはコストカットとしてUSB規格が2.0になっていますので、ファイルの転送速度などがUSB3.0以上のに比べて遅いですが、基本的にパソコンに接続して使わないという方は気にする必要はないでしょう。

また、Volteにしっかりと対応していますので、日本でもちゃんと使用できます
当然ですが、おサイフケータイには対応していません。
海外版スマホなら基本的におサイフケータイは対応していないと思ってください。

Oneplus 11のいいところ悪いところとまとめ評価

それではまとめとして、いいところと悪いところをまとめていきます。

いいところ

  1. コスパスマホと思わせない質感の高さ
  2. 十分ハイエンドなディスプレイ
  3. 優秀なスピーカー性能
  4. 優秀なバッテリー
  5. フレームレート補完機能
  6. 低発熱省電力で高パフォーマンス
  7. ハッセルブラッド監修カメラ
  8. ケチられていないサブカメラ
  9. 地味に便利なマナーモードスイッチ

悪いところ

  1. IP54の防滴程度
  2. たまに画面が固まったり重くなったりする

総評



総評としては、隙がほとんど潰されたコスパハイエンドという感じです。
目立った欠点もなく、優等生です。

処理性能やゲーミング性能は最高ですし、それだけでなくフレームレート補完機能も備えており、ワンランク上のゲーミング体験ができます。バッテリーもちも素晴らしいですし、カメラもハッセルブラッド監修で1/2インチの超広角にしては大型のセンサーと2倍望遠カメラ搭載とコスパハイエンドなのにサブレンズもケチられていないものになっており、コスパハイエンドにしてはかなり優秀です。

一方でワイヤレス充電非搭載、USB2.0やIP67以上の高等級な防水防塵がなかったりとコストカットはなされていますが、それ以外は良くまとまっていると感じました。

コスパハイエンドとしては完璧に近いと思います。

YouTube版レビューもぜひともご覧ください

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