どうもこんにちは、はっすーです。
今回はOPPOのフラッグシップキラーとなったOneplus 11をレビューしていきます。
Youtubeでのレビュー動画もございます。よければそちらもご覧ください!
短時間で見られるサクッとレビューもあります
ということで今回は以下の構成でお送りします
Oneplus 11の主なスペック
Oneplus 11の価格紹介
結論
大きな欠点
Oneplus 11のデザイン
Oneplus 11のディスプレイ
ディスプレイは6.7インチでコストカットでOneplus 10 Pro同様サムスンE4 AMOLEDを搭載していますが、1~120HzのLTPO3.0可変リフレッシュレート、2K解像度と十分ハイエンドとして見劣りしないディスプレイとなっております。視野角も良好です。
画面輝度1400nitなだけあり、外でも十分な視認性ですが、快適に見えるわけではありません。(フリッカーは肉眼では見えません。)
デジタル著作権はWidevineはL1ですので、プライムビデオやNetflixでのHD再生もバッチグー!
また、強化ガラスは公式サイトによるとGorilla Glass7というものが使われています。これはGorilla Glass Victusの事だそうです。ゴリラガラスVictusって、元々GorillaGlass7として出るはずだったそうですが、それを書いちゃったのかな?何はともあれコスパスマホなのにしっかりとした強化ガラスを採用してくれているのは嬉しいですね。
ディスプレイにおいて不満になることは何一つありません。
Oneplus 11のバッテリーと発熱
YouTubeたれ流し検証
Youtubeを7時間たれ流したときのバッテリーの減りは45%です。動画再生時間は他のと比べても短いですね。
普段使いの発熱とバッテリー検証
普段使いの発熱に関しては、検証してみたところ38.6度とハイエンドにしては抑え目です。8gen1やTENSORは40度以上行ってますが、これは30度台なのでだいぶ良くなってます。
バッテリーの消費量はやや多めな印象です。
平日の平均バッテリー残量
バッテリーテスト結果
強力なバッテリー性能
そしてOPPO Battery Health Engineという技術により、Oneplus 11は通常のスマホよりバッテリー寿命が2倍の4年間使っても問題ないという脅威のバッテリー寿命を実現しています。
さらにはiPhoneのようにバッテリー最大容量を表示できるようにもなりました。これも嬉しいポイントです。
バッテリー感想
バッテリーテストではあまり良くない数値でしたが、実際に使ってみるとバッテリー持ちは余裕で一日持たせられるくらいで優秀だと思います。ワイヤレス充電は非対応なものの、100W急速充電に対応しており充電周りも問題ありませんね。ただ、付属の充電器は日本では100W出ない仕様となっております。
OPPO BHE技術で4年間使えるほど長いバッテリー寿命なのもポイントが高いです。
Oneplus 11の動作チェック
antutuスコア
antutuスコアは129万点。ぶっちゃけ何に使うん?って感じです。
あと発熱が少ないですね。これも好印象です
動作はやはり最新のハイエンドモデルなだけあり、不満ありません。
普段使いについて
Googleマップの動作も全然快適に動くので日常使いで不満になることはありません。
Twitterのスクロールもバッチリです。
2D実用性能
2D実用性能は と8gen2にしては低く、Redmi Note12 探索版より低いです。でも実際に使ってみると全然快適です
ブラウザ処理性能
ゲーム実用性能
原神は、フレームレート補完チップのおかげでなんと120fpsでプレイ可能です。といっても60fpsを120fpsに補完してるだけであり、公式に対応してるわけではありません。とはいえ非常にヌルヌル動いており実際のプレイも超快適です。
原神を120fps補完で30分プレイしたデータを見てみると、平均56.2fpsと他の機種と比べてもかなり優秀です。120fsはあくまで60fpsを擬似的に補完してるだけなので、60fpsが上限で認識されてます。このデータをx2すると、実質平均112.4fpsということになります。この数値が出れば体感でもとても快適に遊ぶことが出来ますね。さらには電力消費が他と比べても圧倒的に少なく、発熱も他の機種が40度台に達しているなか、30度台を保っており、発熱は明らかに少ないです。
1fpsあたりの消費電力、ワットパフォーマンスを見ても群を抜いています。
今まで測定してきた中で最高効率と言えます。
ゲームにおいて高パフォーマンス、低消費電力、低発熱を実現したスマホと言えるでしょう。
体感目安 | |
55以上 | めっさ快適 |
45~54 | 快適にできる |
36~44 | 普通に遊べる |
30~35 | 出来なくはない |
30以下 | ストレス |
スロットリング
3DMark Wildlife Stress Testにて測定したところ、6回目までは安定してましたが、7回目以降は急激にスコアが落ち、大体37度あたりからサーマルスロットリング制御が働いていることが分かります。原神をしているときはスロットリングで動作が悪くなっているとは感じませんでしたが、場合によっては感じることがあるかもしれません。念のため簡易測定しながら原神を45分プレイしてみたところ、バッテリー温度は39度に収束。おそらくスロットリング制御の影響なんでしょうが問題なく快適にプレイできており、測定した平均FPSは実際より多少誤差はあれど57FPSと相変わらず高いです。これは8gen2の性能がべらぼう高いからなんでしょうか?スロットリングでも動作が悪くならないというのは衝撃です。
Oneplus 11の生体認証
Oneplus 11のカメラ
カメラは、ハッセルブラッドが監修しており、1/1.56インチのソニーIMX890を搭載。実態はIMX766の名前を変えただけみたいなもんですが、コスパハイエンドということを考えれば十分です。サブカメラは48MPの1/2インチの超広角マクロと32MPの2倍望遠レンズです。また、望遠にはOIS非搭載です。
あくまでコスパハイエンドとしてはかなり豪華なカメラ構成です。
シャッタースピードは普通に良好。高速かつ連続でシャッターを切ることはできませんが、十分です。
ハッセルブラッドのフィルターも使用できます。
写真作例
広角レンズフレア・ゴーストテスト動画
動画
動画撮影中のレンズ切り替えは、4K30fpsまでなら超広角に撮影中での切り替え可能。望遠は1080p 30fpsまでという感じです。普通に良い感じです。
動画作例は、Youtubeにてご覧下さい
Oneplus 11のスピーカーとコーデック
周波数特性
スピーカー感想
スピーカー音質はとても良く、ライブ映像を見てみると迫力がありますし低音がしっかり出ていると感じました。バイブレーション
コーデック | 対応 |
SBC | ◯ |
AAC | ◯ |
LDAC | ◯ |
LHDC | ◯ |
LHDC 5.0 | ✕ |
apt-X | ◯ |
apt-X LowLatency | ✕ |
apt-X HD | ◯ |
apt-X Adaptive | ◯ |
apt-X Lossless | ✕ |
LC3 | ✕ |
その他細かいところ
Oneplus 11のいいところ悪いところとまとめ評価
いいところ
- コスパスマホと思わせない質感の高さ
- 十分ハイエンドなディスプレイ
- 優秀なスピーカー性能
- 優秀なバッテリー
- フレームレート補完機能
- 低発熱省電力で高パフォーマンス
- ハッセルブラッド監修カメラ
- ケチられていないサブカメラ
- 地味に便利なマナーモードスイッチ
悪いところ
- IP54の防滴程度
- たまに画面が固まったり重くなったりする
総評
総評としては、隙がほとんど潰されたコスパハイエンドという感じです。
目立った欠点もなく、優等生です。
処理性能やゲーミング性能は最高ですし、それだけでなくフレームレート補完機能も備えており、ワンランク上のゲーミング体験ができます。バッテリーもちも素晴らしいですし、カメラもハッセルブラッド監修で1/2インチの超広角にしては大型のセンサーと2倍望遠カメラ搭載とコスパハイエンドなのにサブレンズもケチられていないものになっており、コスパハイエンドにしてはかなり優秀です。
一方でワイヤレス充電非搭載、USB2.0やIP67以上の高等級な防水防塵がなかったりとコストカットはなされていますが、それ以外は良くまとまっていると感じました。
コスパハイエンドとしては完璧に近いと思います。
YouTube版レビューもぜひともご覧ください