UMIDIGI A13 Pro Maxをレビュー! ミドルレンジ市場のダークホース 

UMIDIGI スマホレビュー ミドルレンジ

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どうもこんにちは、はっすーです。今回はUMIDIGIさんから UMIDIGI A13 Pro Maxを提供いただきましたのでレビューしていきます。

ええ、UMIDIGIかよ。OPPOやXiaomiでよくね?って思われたかと思うんですが、こちら、価格のわりになかなかに良さげなんですよね。

ざっくり説明すると、2万円台でDimensity900、12GB+256GB、Wifi6、90Hzリフレッシュレート対応と、2万円台にしてはかなりコスパが高めです。
スナドラ695より高性能というところもポイントが高いです。

さらに技適にも対応しており、今後日本のアマゾンでも買えるようになるかもしれません。

それではレビューしていきましょう。

結論

では先に結論からいうと、普通にアリなスマホです。動作はミドルレンジとして普通に使えるレベルですし、UIのレベルも以前のUMIDIGIとくらべて大幅に向上しており、使いやすくなっています。
技適対応ということで今後日本でも購入できる可能性が高く、スマホの価格高騰やスナドラ695で溢れ返る現在のミドルレンジ市場のダークホースとなるかもしれません。
コスパ最強と言われていたあのころのUMIDIGIが帰ってきたような印象です。

デザイン

デザインは安っぽさもなく、普通に良いです。背面にはラメのような加工がなされており、触り心地はサラサラしています。さすがデザインが得意なUMIDIGIといったところです。
ですが、主張の強いロゴは人を選びそうですね。

取り回し

取り回しは悪いです。なにせPro Maxと冠するくらいなのでサイズはべらぼうにでかい。そして重量もずっしり重たいです。さらに背面が角ばっていますのでほんとに取り回しは悪い。
こりゃ片手操作は無理だと思ったほうがいいですね。コンパクトとは真逆です。

ディスプレイ

見た感じの印象

普通にきれいだなといった印象です。視野角も良好で、問題ない品質です。ベゼルもまあこの価格帯なら妥当だと思います。90Hzのリフレッシュレートにも対応していてスクロールに残像感を感じることもないですね。

外での視認性

屋外での画面の見やすさは、まあまあ見えるといった感じです。くっきり見えるわけではないですが、暗いとは思いません。体感でReno 7Aと同じくらいです。

ストリーミング

ストリーミング画質を決めるWidevineはL3となっております。L1じゃないとHD再生は出来ないので、UMIDIGI A13 Pro MaxはNetflixやアマゾンプライムで高画質再生は出来ません。これは痛い

バッテリー

バッテリーもちはかなり良好だと思います。実はYoutubeを流しっぱなしで寝落ちしてしまって図らずもバッテリーテストをすることになったのですが、92%の状態でYoutubeを約6時間半Youtubeを垂れ流した結果、37%残っているのでバッテリーもちはかなり良好だと思います。
大容量バッテリーとDimensity900の省電力性能、スゲーナスゴイデス
充電も18W対応とUMIDIGIにしては速いです

動作チェック

antutuスコア

あんつつスコアは49万点ほどで、3回連続で回しても48万点とかなり良い。
2万円台でこの性能なら十分すぎます

動作体感と発熱

実際の動作については、普通に使えます。もっさりする感じもなく普段遣いをこなせます。
もちろんハイエンドに比べると劣るのですが、2万円台のスマホの動作としては破格だと思います。

原神プレイ

原神は、快適ではないものの普通にプレイできるレベルです。これは凄い。2万円台のスマホでこの動きができるなら十分すぎます。

便利機能

UMIDIGI A13 Pro Maxには、OPPOやXiaomiに搭載されているような便利機能がいくつか搭載されていましたので紹介します。UMIDIGIもここまで来たかと正直驚きましたw

メモリ増設

なんとUMIDIGIでXiaomiやOPPOのようにメモリ増設が使えるようになってます。しかも5GBまで増やせますので、最大17GBメモリで動作します。12GBのままでも十分な動作ですが、17GBだとどうなることやら。。。
メモリ増設はXiaomiより充実していますね。

ジェスチャーコントロール

さらに便利なジェスチャーコントロールも搭載されています
指三本を下にスワイプしてスクリーンショットを撮る機能。これはXiaomiやOPPOにも搭載されています。
他社にあるような機能だけでなく、UMIDIGI独自機能もございます。それが二本指を上下にスワイプして音量を調節する機能です。これもなかなか便利で、画面上のどこからでも調節出来ます。これは他社も見習ってほしいです。
ですが、この機能、どうやら通知音しか出来ないっぽくて、一番重要なメディア音量の調節が出来ません。機能はいいんだけど、ツメが甘かったですね。。。惜しい

生体認証

カメラ

カメラスペックはこんな感じ

カメラはメインにソニーの64MP IMX686を搭載。センサーサイズは1/1.72インチとミドルレンジではいい感じのセンサーを搭載しています。ですがカメラが弱いMediatekのSoCでUMIDIGIのチューニングということで、過度な期待は禁物です。
サブレンズはマクロと深度ということで、超広角はありません。実質シングルカメラです。

作例

1倍
え、案外いい感じじゃないですか?よく見ると下の草のディテールが崩カリングしてますが、価格を考えると許容範囲ですね

10倍ズーム
流石に粗いですね。ですが塗りつぶし感は思ったよりなく、悪くない出来です。

低照度 オート
もっと暗くなると思いましたが、意外や意外。
割りと明るく写りました。
ディテールやノイズはお察し下さい

参考までに、Reno 7aで撮った写真を載せておきます。
草木のディテールはReno 7Aが上ですが、価格差を考えるとかなり健闘していますね。

低照度 夜景モード
少し明るくなった程度で、ノイズやディテールは改善されてないです。
まあこの価格でここまで撮れるなら十分許容範囲ではあります。

スピーカー

スピーカーはモノラルスピーカーです。Dolby Atomsも非対応となっております。

スピーカー音質はうんこですね、スカスカです。バカ耳のワタシでも悪いと感じるくらいには悪いです。Kick backのライブ映像のイントロの部分の音が潰れるという減少が発生しています。こんなのは初めてです。高温は不快感を感じます。

その他細かいとこ

Wifi6対応

なんと、2万円台なのに最新のWiFi6に対応。同価格帯のスマホでwifi 6に対応したスマホは皆無なので、そこは大きなポイントです。
イヤホンジャック対応

価格紹介

いいところと悪いところ

いいところ

ストレスのない動作
便利な機能
バッテリー持ちが良好
UIのレベルが大幅向上
格安ミドルでは十分なカメラ性能

悪いところ

バイブレーションが不快
スピーカーがうんこ
Widevine L3
でかくて重たい
防水、おサイフケータイ非対応

まとめ

まとめとしては、コスパはかなり高いのではと思いました。
同価格帯やそれ以上の価格帯ではスナドラ695がはびこる中、Dimensity900というミドルレンジ上位のSocを搭載、さらにメモリは12GBストレージ256GBと大容量で拡張も可能。wifi 6にも対応と今年のミドルレンジにはない要素もあります。
さらにリフレッシュレート90Hzにも対応しています。
おサイフケータイや防水には対応していませんが、それでも日本のミドルレンジ市場で十分戦えそうなレベルだと感じました。

おサイフケータイ、防水、スピーカーを妥協できるならありだと思います。

UMIDIGI復権の兆しが見える一台でした。もうゴミデジとは言わせない
この調子で次は3万円台でDimensity8100搭載スマホとか作って欲しいものです。
もしそのようなスマホが技適対応で出れば、名実ともにコスパのUMIDIGIとなれるでしょう。

正直前のUMIDIGIはオワコンだと思っていましたが、今回のスマホで私の中でUMIDIGIへの評価が変わり、今のUMIDIGIにはめちゃめちゃ期待してますのでよろしくお願いします。

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