【コンパクトスマホ】Xiaomi 12を2週間メインで使用してみたレビュー
こんにちは、はっすーガジェットです。今回はXiaomiの最新ハイエンドモデル「Xiaomi 12」を2週間メインで使ってみて感じたことをレビューしていきます。
Xiaomi 12の特徴
- コンパクトサイズ
- 120Hz対応の有機EL
- 最新Soc「Snapdragon 8gen1」を搭載
- Harman/Kardon監修のステレオスピーカーを搭載
- 光学式手ブレ補正付きのSONY製イメージセンサーを搭載
このように、最新のハイエンドスマートフォンのスペックを搭載していながら、最近のAndroidスマートフォンでは珍しくコンパクトなボディとなっている。
Xiaomi 12のスペック
基本 | |
ブランド | Xiaomi |
シリーズ | Xiaomi |
OS | Android 12 (MIUI) |
SoC | Snapdragon 8_Gen1 |
ROM | 128GB(UFS 3.1) |
RAM | 8GB(LPDDR5) |
発売日 | 2021年12月31日 |
antutu v9.2.6 | 906,989点 |
本体 | |
サイズ | 152.7 x 69.9 x 8.2 mm 179g |
カラー | ブラック, グリーン, ブルー, ピンク |
スピーカー | ステレオ(harman / kardon, Dolby Atmos) |
認証 | 指紋(画面内) / 顔 |
ディスプレイ | |
解像度 | 2400 x 1080 |
サイズ | 6.28 インチ (OLED, ゴリラガラスVictus) (14.5x6.5 cm / 20:9) |
リフレッシュレート | 120 Hz |
タッチサンプリングレート | 480 Hz |
インカメラ位置 | パンチホール |
バッテリー | |
容量 | 4500 mAh |
充電 |
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アウトカメラ | |
カメラ1 | 5000 万画素, Sony IMX766, F1.9, 通常レンズ |
カメラ2 | 1300 万画素, FOV123°, F2.4, 超広角レンズ |
カメラ3 | 500 万画素, マクロレンズ, 接写距離3~7cm |
手ぶれ補正 | 光学手ブレ補正(OIS) |
インカメラ | |
カメラ1 | 3200 万画素, FOV80.5°, 通常レンズ |
ネットワーク | |
対応キャリア | audocomoSoftbank |
WiFi | a / b / g / n / ac / ax |
SIM | |
サイズ | nanoSIM |
枚数 | 2 |
DSDS | DSDS, Volte |
機能 | |
GPS | A-GPS, GLONASS, Beidou, Galileo, QZSS, NavIC, GPS |
Bluetooh | 5.2 |
USB | USB Type-C |
他 | NFC |
特長 | |
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付属品 | |
スマホ本体, SIMピン, マニュアル, 充電器(67W), USB C ケーブル, ケース, 画面保護フィルム | |
情報 | |
公式サイト | https://www.mi.com/mi12 |
価格↓ | |
中国版 RAM8GB/128GB:3699元(約6.7万円) |
持った感じ、片手操作の使用感
Xiaomi 12は片手操作ができるコンパクトスマートフォンです。
iPhone13やGalaxy S21よりも横幅が小さいスマートフォンになります。
このように、横幅が小さくて側面が曲面になっていて手にフィットするので、
片手操作性も高いです。
Galaxy S21の方がXiaomi 12より薄いですが、横幅の差を考えるとXiaomi 12のほうが手にフィットします。
実際に食事をしながらスマホを片手で操作してみても、快適に操作できています。
しかし、握るように操作する際は、画面の上辺りを操作するには頑張って指を伸ばさなければならないので、もう少し縦幅が小さければ片手操作性がさらに向上したのではないかと思いました。
手に置くように操作する際は、頑張って指を伸ばさなくても上の方を操作できます。
使い方次第ですね。
食事中なら手に置くように操作、外出中などは握るように操作したほうが安全ですね。
その点でiPhone 13は指を頑張って伸ばさなくても上を片手操作できるので、
理想的なコンパクトスマートフォンのサイズだと感じました。
ちなみに付属品の保護フィルムは傷つきやすいです。
かばんとかに入れると他の物と摩擦して傷つくんでしょうね
気になる方は予備のフィルムを買っておいたほうがいいと思います。
安心のPDA工房さんのフィルムです。買ってください。
動作がヌルサクでやばい
ここからは実際に操作した感じをお伝えしていきます。
早い話、やばいです。
画面が指に吸い付いてきます。筆者は今まで型落ちハイエンドモデルやミドルレンジしか触ってきておらず、こんな体験は初めてです。
タッチサンプリングレート480Hzの力は伊達じゃない。
それだけでなく、ホーム画面の操作もなめらかです。
ミドルレンジのなんちゃって120Hzではなく、本当になめらかな動作です。
カクつきやもたつきも全くありません。
主なアプリを操作した感じ
ブラウザとYoutubeとTwitterとインスタとメルカリとTiktok等を操作した感じをお伝えしていきます。
ブラウザに関しては、サクサク動作します。やはり最新のハイエンドチップ。
快適に動作します。120HZ駆動でなめらかブラウジングを体感できます。
Youtubeに関しても快適に動作します。
ただ、MIUIの仕様なのかYoutubeアプリ上では120Hzで操作することはできません。
まあYoutubeはヌルヌルスクリーンを楽しむアプリではなく、ムービーを楽しむアプリなので問題はありませんが、ヌルヌルスクリーンも欲しいよね。
Twitterに関しても快適に動作します。ですが、アップデートが来る前はスクロールしたときにガクガクになってました。
普通にゆっくりスクロールしたときですらカクつきます。
現在はなんの問題もなく120Hzで動作します。
インスタも問題なくサクサク動作します。スクロールしてもカクつきがなく、
120Hzのなめらか画面で動作します。
メルカリもサクサク動きます。カクつきなどもありません。
もちろん120Hzで動作します。
Tiktokも快適です。素晴らしい。
結果、殆どの主なアプリで快適に動作するという結果になりました。(小泉?)
ですが、Twitterが快適に動作しない問題があったのと同じように、他にも最適化されていないアプリもあると思います。どれだけ最適化がなされているかグローバル、日本版に期待ですね!
生体認証について
生体認証に関しては、画面内指紋認証と2D顔認証に対応しています。
どちらも非常に速いです。ストレスのない動作をしてくれます。
ただ、画面内指紋センサーがかなり下の方にありますので、片手操作するなら頑張って親指を下に曲げないと行けないという使いづらい仕様となっております。
これは好みによるんですかね?
ウィジェットについて
MIUI13では、新しくiOSみたいな洗練されたウィジェットが追加されました。
ですがこれは中国版に限ってのことだと思いますが、特定の中華アプリのウィジェットしか追加することができません。
Google検索などの任意のウィジェットが追加できないのはキツイです...
個人的にはGoogle検索ウィジェットは重宝しているので残念。
また、グローバル版や日本版に関してはこういうXiaomiオリジナルの洗練されたウィジェットは無いとのことです。
これも残念ですね。せっかく強みの一つにしていたのに、グローバルでは廃止しちゃうなんて...
通知について
これに関しては、この記事を読んでいる方のほとんどはグローバル版か日本版を購入されると想いますので、気にする必要はないので軽く紹介します。
通知に関しては、LINEやTwitterなど、ちゃんと来ます。
ただし、アプリを閉じて一定時間経つと来なくなるので、定期的に開く必要ありです来ます。
Weiboなどの中華アプリは、そんなことしなくてもしっかりきます。
スマホを開くと中華アプリの通知が鎮座していることが多々あります(笑)
ピクチャ・イン・ピクチャについて
YoutubeのPiP |
NetflixやYoutube Premiumなどを使っているなら、動画を小さく表示させることができる「ピクチャ・イン・ピクチャ」通称PiPが使えます。
Android12からはそのPiPが洗練されています。
邪魔なときは、端に寄せておくことができる |
例えば、今までだとPiPが邪魔な場合消すという選択肢しかなかったのですが、
このXiaomi 12含むAndroid12端末からは画面の端っこに寄せておくということができるようになりました。
これにより、またPiPを表示したいというときも寄せておいたPiPを引っ張り出すだけですぐに表示させることができるようになりました。これは神!
iOSのように角が丸くなって洗練されたPiP |
あとは角が丸くなったことで野暮ったさがなくなりました
まあこれらの機能すべてiOSのPiPの仕様なんですが、良いものはどんどん取り入れて行くのは良いことなので、大歓迎です。
アマゾンプライムビデオ・NetflixのHD再生について
NetflixでのFHD再生が可能 |
Netflixは問題なくHD再生ができます。
アマゾンプライムでもHD再生が可能 |
ベータテスターに参加した状態でアプリを入れる必要がある |
そしてアマゾンプライムビデオですが、こちらはPlay Storeからベータ版をインストールすればHD再生が可能です。ベータ版だから何か不自由があるわけではありませんので、ご安心ください。
ただこれもグローバル版だと改善されると思いますので、大半の方は気にする必要はありません。
その他便利だと感じた機能
Xiaomi 12を使っていて便利だと感じたちょっとした機能を紹介していきます。
それが、Mi Remoteの照明を操作できる機能です。
本体上部にはIRブラスターが付いている |
Xiaomi12にはIRブラスターというリモコンの赤外線の部分が付いていて、これを使うことでテレビやエアコンを操作することができます。
これまでのMi Remoteアプリでは、かなり重要な照明を操作できる項目がありませんでした。
ですがXiaomi 12では照明を操作できる項目が追加されており、かなり便利になりました
実際に操作してみても、しっかり動作します。神です。
夜寝る前にリモコンで電気を消すのですが、私はリモコンをよく失くすので、リモコンを失くしたときはわざわざスイッチを切らないといけないのが面倒だったのですが、この機能が追加されたことでリモコンを失くしても手元のスマホで電気を消せるので、かなり便利。
この機能はアレクサやOK Googleに対応していない、普通のリモコンで操作する電球をスマホで操作することができます。私の家の電球もそれらに対応していませんが使えました。
で、この便利アプリをapkファイルにして、POCO X3 NFCに送ってアプリを開いてみたら、電球を操作できる項目が消えていたのです。
「は?」と声が出ました。何で使えないんだよと
おそらくこの機能は中国版Xiaomi限定機能なのだと思われます。
これはあんまりだ...
ゲーム
ゲームは、原神とツムツムを動かしてみました。
原神
原神は数分間隔でカクつきがありました。発熱もかなりします。バッテリー温度43度くらいでした。
コンパクトが故に熱がこもって動きが落ちるのか、最適化がなされていないのかわかりませんが、ぜひ改善してほしいポイントです。
実使用に近い詳しい使用感はこの動画で紹介していますので、参考までに
ツムツム
ツムツムは快適にできました。カクつきもなくストレスフリーです言うことなしツムツムのプレイ動画も載せておきますので参考までに
カメラ
最近のスマホの醍醐味といえばカメラですが、このXiaomi 12のカメラは前のXiaomiのような、”オタクが感じる面白いもの”はありません。ズームも10倍までしかできませんし、サブレンズは超広角とマクロレンズと格安機種と同じ構成です。
ちなみにメインレンズはIMX766という、Oneplus 9 ProやOPPO Find X3 Proなどにも搭載されている高性能なソニー製センサーに光学式手ブレ補正が乗ってます。ここはハイエンド機種らしい仕様ですね。
オタクが面白がる機能が減った代わりに、一般受けするような機能がいくつか追加されました。
それが、サイバーフォーカスや連続シャッター機能です。
人物を認識すると、白い枠が現れてピントを合わせてくれる。 |
サイバーフォーカスは普通に優秀で、人物や動物を検知したら、何もしなくてもピントを自動で合わせてくれます。
ペットや動き回る子供を撮ったりするのに良さそうです。
シャッター高速連射は便利だと思います。例えば電車などの動く被写体を撮るときに便利です。
さっき紹介したサイバーフォーカスも相まって素晴らしいパフォーマンスを発揮するでしょう。
ただ、熱を持ってるときだとご自慢のシャッター速度が落ちてその威力を発揮できなくなります。せっかく高性能な8gen1を搭載しているのにその熱でやられてしまうとは、皮肉なものです。<いんや本末転倒!(粗品風)
あとはオートフォーカスが爆速になりました。これはまじで速い。
人間の目と同じ速さと言っても過言ではないです。
やはり今までのスマホだと写真を撮ろうとしたらなかなかピントが合わないなんてことがあったと思いますが、このXiaomi 12は的確にピントを合わせてくれます。
これは普通に神機能です。
ただ、本来撮りたい被写体の後ろに人がいたら、そっちにピントが行ってしまってうまく撮れない可能性があります。諸刃の剣ですね・・・
サイバーフォーカス、シャッター高速連射、爆速オートフォーカス
これらが合わさって、日常の中のふとしたベストショットを見逃しません。
作例
標準 空の色が不自然なほど鮮やか |
超広角 標準より色が落ち着いている |
夜景標準 |
夜景超広角 |
バッテリー
このXiaomi 12は、発熱のひどいサムスン製造の8gen1を搭載しているということで、バッテリー持ちは悪いと思っていたのですが、驚くことにバッテリー持ちは割と良いんですよ。
というのも、Socの中の高い負荷をかけていないとき、いわば普通にブラウジングしたり動画を見てるときに作動する部分が省電力性の高いものになっているそうなので、これで電池持ちが良いと言われています。
もちろん、重いゲームをしたら電池はみるみる減っていきますよ
Huawei機種に比べると劣りますが、重いゲームをしなければ1日余裕で持ちます。
これは良い
詳細なデータはまた追記します。
また、67Wの急速充電も爆速です。20%くらいのときに充電して、30分くらいで満充電になりました
その他細かいところ
デカデカと書くほどでもないことを書いていきます。
スピーカーの位置
スピーカーは画面から見て左側にある |
ゲームなどをしているとき、手でスピーカーを覆ってしまう |
スピーカーの位置が上下ともに左側にあるので、横持ちするときにスピーカーを手で塞いでしまうのが気になりますね。持ち方を変えればいい話なんですが、なんか気持ち悪くないですか?
カメラの出っ張り
カメラユニットの主張が激しい |
カメラの出っ張りが大きい上に左側にカメラユニットがあるので、机の上で操作するときガタガタします。
フォント
認や直などが簡体字になっている。 |
これは中国版限定ですが、日本語にしたとしても漢字が一部中国語フォントになります。
私は特に気にしていませんが、今後Xiaomiの中国版を買う予定があるのでしたら、そこはご注意ください。
まとめ
概ね満足できるスマホでした。
コンパクトなので操作しやすい上に、カメラも普通に綺麗で高性能なので動作も快適
かなり良いスマートフォンです。
あとはアプリの最適化がしっかりとなされていれば尚良しです。
ただし、防水はIP53のなんちゃって防水になりますのでご注意ください。
通知などの問題は中国版で起こる事象なので、グローバル版や日本版では起こることはないので、気にする必要はないと想います。
また、日本版日本版とさっきから言ってますが、出るのかということはわかりませんが
出る可能性が高いとのことなので、詳しくはこちらの動画をご覧ください。
ということで以上です。
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